
医療用大麻とCBDオイルの関係
今世界中で大麻における法律の見直しが行われています。1996年にアメリカのカリフォルニア州で住民投票によって合法化をきっかけにして、20年間かけてアメリカの半数の州で合法となり、オランダやカナダなどの国レベルで使えるところも増えてきています。
しかし、 日本ではみなさんもご存じの通り、大麻は違法になっています。もちろんそれが医療用の大麻であっても禁止されています。 世界の国々では、大麻の成分が今まで治療が困難だった疾患に効果的だということで医療における大麻の使用は許可されている国もあります。そのさまざまな効果を持つ大麻を合法の国でも使えないか?もっと身近に恩恵を受けることができないか?という部分を解決してくれたのがCBDオイルになります。
今回はそんなCBDオイルと医療用大麻がどう違うのか?といった疑問点を解決していきたいと思います。
医療用大麻は日本でも使用可能?
先ほどの章でもお話した通り、日本では医療用大麻であっても使用は禁止されています。その理由は含まれる成分が関係しており、大麻にはTHC(テトラ・ヒドロ・カンナビノール)といわれる成分が含まれています。このTHCが日本での大麻の規制対象になっています。THCはいわゆる「ハイ」になる精神活性作用があるとされています。大麻を吸っておかしくなってしまったり、悪いイメージがあるのはこの作用が主な要因ですね。しかし、このTHCにも実は私たちにいい効果があるのもご存じでしょうか?
癌細胞を殺してくれる作用が有名ですが、こういった私たちにいい面をうまく引き出し、病気に対してアプローチしてくれるのが医療用大麻です。
では、CBDオイルも大麻から作られたオイルですが、日本で使用しても大丈夫なのでしょうか?
CBDオイルはTHCを取り除いて製造されています。 質のいい産業用大麻を加工し、種や、茎から抽出したオイルになっていますので、日本でももちろん使用できます。 しかし、製造元がはっきりしないCBDオイルはTHCを微量に含んでいる可能性もございますので、購入の際はしっかりとして代理店やブランドで購入することがおすすめです。
CBDオイルの効果効能
THCの効果は先ほどもお話ししましたが、もちろんCBDにも私たちに嬉しい効果効能がたくさんあります。
代表的なのでリラックス効果です。欧米では不眠症や不安症、ストレス改善の治療にCBDオイルが使われることがあります。日本ではまだ治療用にというところまでいっていませんが、今後CBDを使用した治療が当たり前になる日もくるかもしれませんね。他にもさまざまな効果がありますので、まとめてご紹介していきたいと思います。
・抗炎症効果
CBDには抗炎症効果があり、これにより関節炎の緩和や、お肌のトラブルのニキビなどに効果的だとされています。患部に直接塗ったり、経口摂取で体内からアプローチする方法などどちらでも効果があるとされています。
・てんかん、発作の抑制
海外でCBDが話題になった要因の一つでてんかんの発作を抑えてくれる効果があります。今までなかなか効果的な治療方法がなく世界で研究されてきた症状ですが、CBDが救世主になるのではないか?と注目されています。
・がん細胞の抑制
THCにはがん細胞を殺す作用があるとされていましたが、CBDにはそのがん細胞の成長を抑制する効果があるとされています。
CBDオイルの危険性は?
CBDオイルが次世代のサプリとして注目されている要因として、副作用がないという部分があります 。もちろん、他の薬を飲んでいる方は一度お医者さんに合わせて飲んでも大丈夫かを確認することは大事ですが、お年を召した方から、お子さんまで幅広い年齢の方に使用しても問題ないとされています。今まで、てんかんや癌などに効果的な薬はすべて多少なりとも副作用がありました。それを考えるととてもうれしい部分ではないかと思います。
まだまだ世界中で研究対象ではありますが、是非一度生活に取り入れてみてはいかがでしょうか?
CBDオイルの使用方法や効果をまとめた記事もございますのでこちらもご覧ください!
3年前(2017年)からCBDにハマり、人生が好転した経験を持つ。
某ブラック企業で働き詰めの生活を送り、鬱なのかどうかわからない状態に陥り、とにかく毎日眠れない日々が続いていた時に、CBDと出会う。睡眠改善だけでなく、CBDのリラックス効果のおかげで、仕事でも成果がでるようになり、すっかりCBD信者へ転身。
「ヒトは、まず健康である事が大切だ」という考えがあり、その想いを伝えるためにも、現在ではCBD/カンナビジオールの存在を世に広めたいという信念を持つ。
