
もくじ
てんかんとCBDの治療について
論文「小児てんかんの大麻」によると、約1/3の子供が抗けいれん約の治療では難しく、てんかんの治療においてはカンナビノイドの重要性について説いています。
てんかんの子供の最大30%は標準的な抗けいれん薬療法に抵抗性があり、てんかん性脳症の子供は特に治療が難しい場合があります。内因性カンナビノイドシステムは、てんかん発生の根底にある生理学的プロセスを調節できます。 (引用元:小児てんかんの大麻)
CBDの摂取で発作が治るのは本当なのか?
てんかんの治療で調べると「大麻」や「CBD」というワードがよく出現するが、実際のところ不安な側面もありますよね。下記はTwitterで流れていた動画です。
てんかんを発症している少年がCBDを摂取したところ、発作が瞬く間に収まる様子がわかります。
やっぱり大麻必要だろ。
なーにが必要ない今ある医療で間に合ってるゲートウェイ大麻精神病ドラッグだよ。治療してるだけで自殺念慮3.5倍、1.5倍ってむちゃくちゃなリスクやんけ。#てんかん#医療大麻
— 東雲よしてっく (@yoshitectec) February 25, 2020
主なてんかんの種類について
(出典:てんかんの種類と症状)
てんかん発作は、脳の一部分が興奮しておこる「焦点(部分)発作」と脳の大部分または全体が興奮しておこる「全般発作」があります。また特発性の中でも原因不明のものも存在します。
具体的なてんかんについての細かな症例をみるには、下記の動画がわかりやすいです。
今回は、上記の中でも、海外・国内でCBDによる治療が発表されている症例と実例についてご説明します。具体的な症例は下記のとおりです。
難治性てんかん:ドラベ症候群
ドラベ(Dravet)症候群は乳児重症ミオクロニーてんかん (SMEI)とも呼ばれる 乳幼児期に発症する難治てんかんです。 1歳未満で最初の発作が起こり、その後も発作を繰り返し、発作重積(てんかん発作が5分以上継続すること)となる事も度々あります。 体温の上昇や光、ある種の模様などによって発作が誘発されます。
難治性てんかん:ウエスト症候群
生後3~10ヵ月に発病することが多く、てんかん性スパスム(れん縮)と呼ばれる手足や頭部に1~3秒間力が入る発作(座位では一瞬、頭部が垂れるので点頭てんかん発作とも呼ばれる)を繰り返し起こすことが特徴で、男児に多く、寝起きによく起こります。
また、さまざまな運動や知能などに発達障害を生じ、特徴的な脳波が観察される難治性のてんかんです。一部は年齢とともにレノックス・ガストー症候群に移行します。
特発性全般てんかん:強直・間代発作について
おそらく皆さんがてんかん発作と聞いて思い浮かべるのがこの発作です。意識をなくし、手足をつっぱらせた後、ガクガクさせる全身けいれん発作です。口から泡をふき、眼は白目をむきます。つっぱり(強直)・ガクガク(間代)は通常、数分でおさまります。
一時的に呼吸が止まり、顔色が悪くなることもありますが、けいれんがおさまれば回復しますので心配はいりません。舌をかむこと、尿失禁がみられることもあります。発作後にはもうろう状態がみられたり、眠ってしまったりすることが多いです。
症候性部分てんかん
脳波は焦点性、局在性の異常を示します。側頭葉てんかんは高齢者に多いてんかん
CBDで治療したてんかんの事例
難治性てんかん:ドラベ症候群のシャーロットちゃん
写真:引用元
2013年に大手テレビ局CNNが制作した「WEED』という特番で大麻に対する世間の印象は大きく変わりました。その時取材されていた少女が、このドラベ症候群を患っている「シャーロットちゃん」でした。
彼女は生後3か月のころから、1日に数百回もの大小の発作を起こしていました。現状では薬剤による治療は効果がないことが判明し、5歳までにシャーロットは歩いたり話したりする事が困難になり、栄養チューブが必要とかなり苦しい状況でした。
そんなときに、CBDオイルの摂取を開始するとシャーロットの発作が劇的に減少したため、シャーロットの抗てんかん薬の摂取を停止しました。
こうして強力なてんかん薬の副作用から開放された後、シャーロットはすぐに、歩いたり、遊んだり、自分で食事をすることが出来るようになりました。
難治性てんかん:ウエスト症候群のミリーちゃん
彼女の両親は数えきれないほどの投薬治療と、あらゆる食事療法を試みましたが、残念ながらミリーに改善の兆しは見られず、明日をも知れない毎日を過ごしていました。
そんなときに、CBD治療を求めて、コロラド州へ旅立ちます。そして、彼女に初めてCBDオイルを投薬したとき、ついに生まれて初めてミリーはしっかりと目を覚まし、周囲を見渡すことができたのです。
難治性てんかん:強直発作を患っていたソウタくん
出展:「Yahooニュース」2歳児の父、息子は大麻に救われた
両親は毎日病院に足を運んだ。発作の影響でミルクを飲むこともできず、ソウタくんは鼻からチューブを入れてミルクを摂取したこともあり、かなり深刻な状態でした。
そんなときに、彼の両親がシャーロットちゃんが取材されていた「Weed」の番組を発見し、医療大麻についての見解を深め、CBDオイルなら合法で治療できるということに気づきます。
使い始めてから3週間が過ぎたころ、ソウタくんの発作の回数は劇的に減り、ついに発作が止まった。今も発作が起きることは滅多にないところまで回復されました!
側頭葉てんかん:東京大学の研究結果について
東京大学の研究「脳内マリファナがてんかんを抑えるしくみを解明」によると、側頭葉てんかんの発作を抑えるのにカンナビノイドが大きく影響することが判明しています。
つまりCBDオイルの摂取で、部分的なてんかんの発作の抑制にも効果があることがわかります。
マリファナに含まれる精神作用物質(カンナビノイド)は脳内のカンナビノイド受容体と呼ばれる蛋白質に作用することでその効果を発現する。(省略)脳における主な内因性カンナビノイドには 2-アラキドノイルグリセロール(2-AG)とアナンダマイドの 2 種類があり、これらがカンナビノイド CB1受容体を介して、てんかんの症状であるけいれん発作を抑制している可能性が動物モデルにおいて報告されていた。
てんかんにオススメのCBDは?
てんかんの症状の場合、CBD200〜300mg/日の経口投与を摂取する必要があります。
毎日、最大4〜5ヶ月間必要です。通常の人が健康目的で、CBDを摂取するならば3~10mgでいいところをてんかんの症状がある場合は約20~30倍異常の摂取が必要です。(大麻製品に関する主要な総合検査研究所であるCannLabs研究所によると、CBDの致死量は発覚してない状態です。)
CBDが多く含有されているものは、それなりにお値段もするためよく注意して一番コスパがいいものを購入したいですね。
そこでおすすめなのが、下記のものです。
商品の詳細:こちら
医療保険が適用されないため、通常の抗うつ薬より高く感じるかもしれないですが、根源である発作自体の回数を抑えることができるため、お値段に変えられない価値があると思います。
ぜひ、てんかんで悩まれている方はトライしてみてください。

3年前(2017年)からCBDにハマり、人生が好転した経験を持つ。
某ブラック企業で働き詰めの生活を送り、鬱なのかどうかわからない状態に陥り、とにかく毎日眠れない日々が続いていた時に、CBDと出会う。睡眠改善だけでなく、CBDのリラックス効果のおかげで、仕事でも成果がでるようになり、すっかりCBD信者へ転身。
「ヒトは、まず健康である事が大切だ」という考えがあり、その想いを伝えるためにも、現在ではCBD/カンナビジオールの存在を世に広めたいという信念を持つ。
